秘密鍵とパスワード、違いを知っておく
秘密鍵、復元フレーズ、ログイン用パスワード。混同しやすい情報と、不審な要求への注意点をまとめます。
ログインと署名は、別の役割
一般的なサービスのパスワードは、アカウントにログインするための認証情報です。一方、秘密鍵は、暗号資産の取引に関する署名などで使われる情報です。どちらも重要ですが、役割を同じものとして扱わないことが出発点になります。
サービスの画面に表示される用語は、提供元によって異なる場合があります。見慣れない言葉を「いつものパスワード」と思い込まず、その説明を確認してください。
復元のための情報にも注意する
復元フレーズなど、鍵の復元に関わる情報も慎重に扱う必要があります。日本暗号資産等取引業協会は、秘密鍵やリカバリーフレーズの入力を求める偽サイトへの注意を呼びかけています。
「確認」「サポート」「資産の復元」という言葉が添えられていても、相手を信用する根拠にはなりません。大切な情報の入力を求められたら、そこで操作を止め、公式の窓口から確認することが必要です。
問い合わせに含めない情報
問い合わせのために画面の画像を送る際も、認証情報や復元に関わる情報が写り込んでいないかを確認します。エラーの説明と、秘密にすべき情報の共有は別の話です。
当サイトへのお問い合わせにも、パスワード、秘密鍵、復元フレーズを記載しないでください。編集に関する連絡を受け付ける際に、それらを求めることはありません。
「急いで」に合わせて操作しない
期限を強調した連絡や、報酬を受け取るための接続要求は、慎重に確かめたい場面です。焦って操作を進めず、届いたメッセージから離れた経路で発信元を調べましょう。
本稿は情報管理を考えるための基礎解説です。特定のウォレットの紹介や接続方法の案内は行っていません。困った場合の相談先は、公的機関の案内も参照してください。
参考資料
資料確認日:2026年10月28日。リンク先の機関による当サイトの推薦・監修を意味するものではありません。内容が変更される場合があります。